- カテゴリ:
2016/2/69:20
2012/1/16:26
幸徳秋水は111年前発行の『平民新聞』1904年2月14日号に非戦論である「戦争来」を掲載する。
日本帝国は六日前の2月8日旅順港においてロシア艦隊を攻撃し開戦している。
幸徳は<戦争遂に來れり、平和の攪亂は來れり、罪惡の横行は來れり…戰爭反對を絶叫すべし、而して、露國に於ける吾人の同胞平民も必ずや亦同一の態度方法に出るを信ず> と展開。
「戦争反対を声を大きくすべし、ロシア内においても国民平民もまた戦争反対を主張する行動に出ることを信じている…」という主旨である。
当然ながら國家の立場ではなく甚大な被害、不利益を被る両国の民衆の立場で主張している。
後に発禁処分を受ける論文集『平民主義』に収載される。
2015年2月14日『東京新聞』朝刊は一面大見出しで「閣議決定拡大解釈図る」と与党自民党が国会内の公明党との協議においてこれ迄の路線と変わらないが、なし崩しに自衛隊の活動範囲を拡げ戦争国家への途を開いていることを報じている。与党として歯止めをかけると、与党に留まる存在意義をこじつけていた公明党は昨年7月の閣議決定に沿った法整備と主張しているが全く「影響力」を行使できないでいる。
参考/タイムライン内アルバム
2008/10/9 旅順/観光制限された軍事港/そして大連
https://www.facebook.com/hiroshi.kameda.3/media_set…
外務省ウェブサイト
1904年 決定2月4日 断絶2月6日 旅順港攻撃 開戦2月8日
http://www.jacar.go.jp/nichiro2/topic/topic02_01.html
- カテゴリ: